6月 18, 2019 31日

十一日目

息が、できない。
何かに押されて、顔面ごと包まれているような。それに柔らかい。全身のところところにも柔らかい感触がある。
莉菜「あんん」
手で押そうとすると、強く押し返してくる。
莉菜「むがむが」
もしかして、これは莉菜の体だったのか。
「莉菜、莉菜か?」
莉菜「お兄ちゃん?」
「聞いてるなら早く離せ」
莉菜「いやだもん。ずっと一緒に寝るもん」
「今はそれどころじゃないだろう」
暴れても、その柔らかい肌は張り付いて離さない。女の子の肌ってこんなに気持ちいいのか。幸せと思うと同時に、本当に死にそうだ。
莉菜「えへへ、お兄ちゃんと寝る」
少し位置をずらして、やっと一息つくかと思うと、今度は何かが口を塞いだ。
莉菜「あああん」
とてもいい匂い、それにちょっとミルクの味もした。さっきの肌よりも弾力に含んで、顔を押してくる。
莉菜「ああん、気持ちいい。もっと…」
手に力を加えているようで、さらにその表面に押される。大きい、俺の頭より大きい。そしてつい舌が出てしまって。本当にミルクの味だ。
莉菜「あああああん、ダメ、出ちゃう!」
「ぐ、っ!」
そしてそこから液体が噴き出し、顔面いっぱい押し寄せてくる。顔を洗うどころじゃない、それ以上の勢いに押されて、噎せてしまいそうな。
息を吸おうとしてそれを飲み込んでしまって、甘い、飲んだどんなものよりも甘い。それにこれは明らかに、ミルクだ。
「え?」
やっと目を見開くと、一面の白い液体がこっちに向かって噴いてくる。その中にはかすかに、ピンク色の肌が見えた。
莉菜「ああん。気持ちいい。だもん!」
莉菜の手の力が緩めたと同時に、俺はそこから離れた。
そして莉菜が噴乳しているの知った。
「母乳?いつのまに⁉︎」
莉菜「わかんないもん。ああん。おっぱいが張ってて、出ちゃいそうだったの」
もしかすると始めてかもしれない、結構溜まったらしく、それは何分も噴いていた。シーツ一面が白く染め上げられた。
まさかまだ4歳の子が、母乳が出来ているのか。
莉菜「はあ、気持ちよかった」
「本当にびっくりしたよ」
莉菜「えへへ、まだ出られそうだよ。お兄ちゃんも飲んで見て?」
それから横になったまま裸で、俺の頭より大きい乳首を寄せてくる。
大きい、それにビクビクと震えて。可愛い。
「じゃあいただこうか」
俺もそれに近づき、舌で舐めてみた。
莉菜「きゃん、あああん」
一層激しく跳ねると、乳首からはまだ白い液体が噴き出す。さっき出したはずなのに勢いは全然弱まらず。飲み込むレベルじゃない。それでも飲めるだけ飲んで。たしかに美味しい、飲んだどんなミルクよりも甘くて濃厚でうまかった。
莉菜「どう、お兄ちゃん?」
「すっごく美味しいよ」
莉菜「えへへ、やった!お兄ちゃんが飲みたいならいつでも飲ませてあげるよ?」
「それはありがたいな」
目の前のミルクタンクをみた。直径10メートルはありそうな球体、その中には飲んでも飲みきれない母乳が内蔵されているだろう。それもこんな美味しく。
それから一通り飲むと、起き上がって、ベッドから降りる。
これは莉菜のために作られたベッドで、莉菜よりずっと大きい。しばらくは大丈夫そうだ。
「じゃあマヤさんそろそろくるだし。早く服を着ろよ」
莉菜「はい〜」
この家も、郊外で建てられてるから、天井が見えないほど高く、莉菜でも収められるほど大きかった。
ドアから音が聴こえて、マヤを迎える。
マヤ「あら、今日もすごく伸びましたね」
莉菜「はい!」
「今日もよろしくお願いします」
それから無人飛行機で測った結果だと、今の莉菜の身長は、12580センチだそうだ。

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