7月 10, 2019 31日

三十日目

「莉菜が加速に成長してから、もう30日がすぎたか」
早いというべきか、全てがまるで昨日のようにも思える。
この30日で、全人類どころか、人類が生きる太陽系よりも大きくなった。
それを、たった一ヶ月でここまで成長できた。
どんなに大きい惑星でも、今や莉菜の指紋だけで全部収まるほどだ。
莉菜「そうね。ああん」
「お前、まだオナニーしてるのか」
莉菜「だって、気持ちいいもん」
どんなものより大きい莉菜がオナニーすれば、誰も阻止できない。そして莉菜が暴れている範囲で、全ての星が消え去る。
もうコツが掴んできたように、片手は乳首、もう片方は下の方へ伸ばしていた。足は耐えられず震え、星たちを一掃した。
113,815,511,996kmの身長で、一秒で5,700,000ほどの速度で伸びている。一秒だけで、地球を何百を凌ぐほどの質量を増やしている。
その時、俺は異変に気付いた。
「あれ、なんか莉菜伸びる速度早まってないか?」
莉菜「え、ずっと加速していると思うけど」
「い、いや、今はそれ以上。おおおー!」
見えていないけど、音が発するほどに莉菜の体はそれでも見えるほど大きくなっていく。
莉菜「ほ、本当だ!これで光年にも超えるかな」

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