7月 03, 2019 31日

二十三日目

「木星も超えちゃったか」
莉菜「そうみたいね」
莉菜の肩から見下ろせば、木星は莉菜の半分くらいしかいない。
「今の莉菜の身長は374735kmだったか」
莉菜「うん、木星は143000kmだから二倍以上だね」
それに一秒でも10kmは伸びている。1秒だけで、エベレストの高さを超える。それも止まらずに。
今の木星を見ればサイズが小さい方のユガボールくらいだ。
地球といえば莉菜のその大きいおっぱいの前では小さすぎた。重力があるから、近くにいると地球がそのおっぱいに引かれてしまわないか心配だ。
莉菜の体重は多分5×10^23トンもあるから、地球の方が軽すぎたかもしれない。
それでも、この太陽系にはもっと大きい惑星がいる。
「太陽の方が大きいけどな」
莉菜「うん、太陽は本当に大きいね」
「そりゃそうだろう。1,392,000kmもあるから」
太陽と比べるとまだ1,000,000kmの差もあるから。
莉菜「でも、そのうち超えちゃうかな」
「そうだな。もう今の莉菜は無際限に伸びているように見えるよ」
一番高い人間どころか、惑星以外で比べても、莉菜を超えられるものはもういない。
莉菜「えへへ。だって育ち盛りだもん」

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